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3月20日宮城県沖 M 6.9について

202132018:09頃の宮城県沖地震M7.2について

一つ、気になることがあります。それは、本日02:28頃の房総半島南方沖、M4.2、震源深さ約30キロの地震です。
房総半島南方沖を震源とする地震は、通常、震源深さがより深く、50キロとか70キロ程度になります。
また、余震がかなり活発に起こっていて、この震源域を含んでいる「東京都」の「最新7日間」のN=の値がこの数日110前後であったのが、今朝07:15147(昨日の同時刻よりも28増加)、19:15157(昨日の同時刻よりも38増加)でした。
房総半島南方沖は、当然関東平野よりも南側にあるため、今回の宮城県沖M7.2と今朝未明の房総半島南方沖は関東平野を北と南で挟んでいることになります。
結果的に、首都圏でのM7以上地震が起こりやすくなっています。今後も、房総半島南方沖、M4.2の地震の余震が継続するようなら、相当に近い将来、関東付近でのM7以上地震が後続すると思われます。

このことには、213日の福島県沖M7での余震が非常に活発に起こっていたこともあります。

できれば、ご自分で、Hi-net自動処理震源マップで「最新7日間」、「東京都」のマップを数時間とか一日おきにパソコンやスマフォに保存しておくことです。それで見れば、余震を表すドットが増えているかどうかが分かります。

今後起こり得る大きな地震としては、東日本の太平洋側でのM7以上地震で、茨城県沖や房総半島の東方沖、そして、M8としては伊豆諸島や小笠原諸島付近を震源とする地震です。

更に、陸域としては福島県、北関東、南関東で、特に危ないのが東京湾北部付近、千葉県北西部、茨城県南部で、大きければ、M7以上が起こるはずです。

今回の地震の前兆現象ですが、Hi-net自動処理震源マップでの「最新24時間」、「最新7日間」で、特に前兆現象と思われるものはなかったと思われます。これは、Hi-net自動処理震源マップの「最新7日間」の「宮城県」のマップの範囲が21323:08の福島県沖M7.3の震源域を含んでいて、この福島県沖地震の余震が現在どんどんと「最新7日間」の期間から外れて来ているため、N=の値がどんどんと減少しているからです。これにはそもそも海域での地震であったこともあります。
但し、震度1以上地震の日毎の推移は、

206日:7件
207日:4件
208日:4件
209日:6件
210日:1件
211日:6件
212日:1件

3月13日:3件
3月14日:4件
3月15日:12件
3月16日:7件
3月17日:4件
3月18日:1件
3月19日:1件

であり、M7地震の発生数日前から震度1以上地震の発生数が急減していることが分かります。この現象は海域でのM7でも起こることが多いようです。ただ、減少したからと言って必ずM7以上が発生するわけではありません。
15:54 2021/03/21追記:
気象庁の震度データベースで調べると、320日の宮城県沖M6.9311大地震以降、宮城県沖を震源地とする地震では2番目にマグニチュードの大きな地震でした。最も大きなものは201147日のM7.2、震源深さ66キロです。
また、宮城県沖地震でM6以上地震は、気象庁の震度データベース(1919年以降のデータベース)で見ると、1922年から48年までに7件、1978年に2件、2003年以降に9件発生していることになります。つまり、1949年から1977年までの29年間、及び1979年から2002年までの24年間はM6以上の宮城県沖地震の発生はなかったのです。
日本海溝からの太平洋プレートの沈み込みを311大地震前の約600年間抑制してきたのが宮城県沖にあった大きな固着域であったはずで、この固着域が破壊されることで、日本列島付近で震度1以上を観測する大きな地震が起こりやすくなったと思えます。つまり、太平洋プレートの沈み込みがごく僅かでも活発化して、その結果、日本列島全体で大きな地震が起こりやすくなるということです。
気象庁の震度データベースで震度1以上を観測したM6以上の発生数の推移をみると、次のようになります。()内はM6.8以上。
1920年代:222件(43件)
1930年代:209件(40件)
1940年代:146件(19件)
1950年代:139件(16件)
1960年代:156件(26件)
1970年代:122件(27件)
1980年代:126件(16件)
1990年代:163件(28件)
2000年代:191件(44件)
2010年代:262件(41件)
2020年代: 14件(04件)(*2021319日まで)

また、1975年から1984年までの10年間の震度1以上を観測したM6以上の発生数は次のようになりました。
1975年:151976年:061977年:041978年:211979年:061980年:111981年:151982年:131983年:181984年:13件

同期間のM6.8以上で見ると、
1975年:3件
1976年:0件
1977年:1件
1978年:8件
1979年:1件
1980年:2件
1981年:2件
1982年:3件
1983年:2件
1984年:5件

M6.8以上ではある程度強い相関があり、M6.0以上ではあまり強い相関関係ではないですが、ある程度宮城県沖でM6以上が起こると全国的にM6以上が起こる傾向があるとは言えると思います。
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EMSCで見ると、South of NewZealand で本日5月17日M5.3の地震が発生。 EMSCのデータベースで調べると、この震源地では、本日のものを含めて3件しか発生がない。どれもM5以上。 2004年からのデータベースであり、かなり珍しい地震。 前回は2015年4月19日であり、同4月25日にはネパールでM7.8が発生している。

311の大地震の震源域の北よりも南で大地震が先に起こる。 311大地震は宮城県の牡鹿半島沖が震源域だった。この位置は、東日本の太平洋沿岸を南北に走る日本海溝のほぼ中央部にあたる。M9がこの緯度で発生したため、この南北の両隣でMが1程度小さい大地震が起こることは必然だとされている。つまり、海のプレートの一部が大きく沈み込めばその隣接地域でもかなり大きな沈み込みが起こらざるを得ないからだ。よって、北側

首都直下が迫っている可能性 以下のデータは全て気象庁のサイトにある震度データベースでのもの。 大地震の前には地震の静穏期が来る。例えば、2011年の311と、2016年の熊本地震の前には、次に見るような地震数の減少があった。 日本全国M6以上 2004年:020件 2005年:022件 2006年:015件、(3年間合計:57件) 2007年:021件、(3年間合計:58件) 2008年:019件