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2020年5月19日の地震の起こり方

2020年5月19日 08:50現在の地震の起こり方について: 東北地方南部(福島県以南)での地震発生が、5月06日の福島県沖M4.4以降、未だにありません。それに対して、昨日、東北北部にあたる宮城県沖M5.2が発生しました。これは、4月20日の宮城県沖M6.1以来の大きさです。 この二つの宮城県沖地震の後に、この4月の中部地方の連続地震が発生しています。次のような推移でした。 2020年04月20日 05時39分頃 宮城県沖 M6.1 最大震度4 2020年04月23日 13時44分頃 長野県中部 M5.5 最大震度4 2020年05月18日 12時00分頃 宮城県沖 M5.2 最大震度4 2020年05月19日 02時01分頃 岐阜県飛騨地方 M4.8 最大震度3 太平洋プレートからの西向き圧力の伝達は、宮城県沖と言うよりも福島県いわき沖の大きな固着域から起こっているはずで、宮城県沖地震で宮城県牡鹿半島沖の太平洋プレートが西へ沈み込み、それがより南にあるいわき沖の固着域への西向き圧力増加となって、ここから陸のプレートへ西向き圧力が伝達されて、長野県中部や岐阜県飛騨地方の地震が起こっているのだと思います。 いわき沖の固着域は非常に大きなものである様子で、そう簡単には破壊されないため、より西側(内陸部)での地震が起こるはずです。発生地域としては、福島県沖、茨城県北部、栃木県と群馬県の県境、群馬県と長野県の県境だと思われます。発生時期の短期予測は今のところ出来ません。 なお、茨城県南部M3.7が5月18日 11時13分頃に発生しました。これは4月28日以来のもので、5月17日 20時38分頃の紀伊水道M4.5によって誘発されたものだと思います。中央構造線から20キロ程度南に離れたところでの地震で、フィリピン海プレートの西進で起こったものです。茨城県南部の地震もこのフィリピン海プレート西進で陸の地殻内での歪みが大きくなり発生したのだと思います。結果的に、これが東京湾北部とかの首都直下地震をより起こりやすくしていると思います。 日別の岐阜県飛騨地方+長野県中部地震の数: 4月22日:05件 4月23日:16件 4月24日:10件(3日間移動合計:31件) 4月25日:08件(3日間移動合計:34件) 4月26日:14件(3日間移動合計:32件) 4月27日:06件(3日間移動合計:28件) 4月28日:03件(3日間移動合計:23件) 4月29日:01件(3日間移動合計:09件) 4月30日:02件(3日間移動合計:06件) 5月01日:00件(3日間移動合計:03件) 5月02日:00件(3日間移動合計:02件) 5月03日:02件(3日間移動合計:02件) 5月04日:00件(3日間移動合計:02件) 5月05日:01件(3日間移動合計:03件) 5月06日:01件(3日間移動合計:02件) 5月07日:00件(3日間移動合計:02件) 5月08日:02件(3日間移動合計:03件) 5月09日:00件(3日間移動合計:02件) 5月10日:00件(3日間移動合計:02件) 5月11日:00件(3日間移動合計:00件) 5月12日:00件(3日間移動合計:00件) ここから、岐阜県飛騨地方+長野県中部の合計数: 5月13日:14件(3日間移動合計:14件) 5月14日:05件(3日間移動合計:19件) 5月15日:05件(3日間移動合計:24件) 5月16日:00件(3日間移動合計:10件) 5月17日:00件(3日間移動合計:05件) 5月18日:00件(3日間移動合計:00件) なお、本日になってから、岐阜県飛騨地方のM4.8が発生しています。このM4.8は、何と311の直前に起こった岐阜県飛騨地方の地震以来の大きさです。2008年以降のデータベースである日本気象協会の地震情報サイトで見ると、これより大きな地震は次の3件のみでした。 2011年02月27日05:38 岐阜県飛騨地方 M5.4 最大震度4 2011年02月27日02:19 岐阜県飛騨地方 M4.9 最大震度4 2010年08月27日00:08 岐阜県飛騨地方 M5.1 最大震度2 なお、2011年2月27日の地震は短時間でMが大きくなっていますが、このように同じ震源地で短時間のうちにMが大きくなる地震が起こると、ほぼ同じ緯度でより大きな地震が起こることがよくあります。この時は、311大地震がそれに当たります。 「福島県」06:00頃の値 5月13日:383(前日との差:増加34) 5月14日:368(前日との差:減少15) 5月15日:373(前日との差:増加05) 5月16日:372(前日との差:減少01) 5月17日:385(前日との差:増加13) 5月18日:397(前日との差:増加12) 5月19日:367(前日との差:減少30) 「茨城県」06:00頃の値 5月13日:629(前日との差:増加01) 5月14日:586(前日との差:減少43) 5月15日:585(前日との差:減少01) 5月16日:558(前日との差:減少27) 5月17日:574(前日との差:増加16) 5月18日:576(前日との差:増加02) 5月19日:553(前日との差:減少23) 「千葉県」06:00頃の値 5月13日:310(前日との差:減少43) 5月14日:286(前日との差:減少24) 5月15日:291(前日との差:増加05) 5月16日:274(前日との差:減少17) 5月17日:268(前日との差:減少06) 5月18日:264(前日との差:減少04) 5月19日:260(前日との差:減少04) 「東京都」06:00頃の値 5月13日:164(前日との差:減少42) 5月14日:146(前日との差:減少18) 5月15日:136(前日との差:減少10) 5月16日:132(前日との差:減少04) 5月17日:142(前日との差:増加10) 5月18日:154(前日との差:増加12) 5月19日:159(前日との差:増加05) 「埼玉県」06:00頃の値 5月13日:248(前日との差:減少42) 5月14日:218(前日との差:減少30) 5月15日:214(前日との差:減少04) 5月16日:204(前日との差:減少10) 5月17日:219(前日との差:増加15) 5月18日:231(前日との差:増加12) 5月19日:246(前日との差:増加15) 今朝は、「福島県」、「茨城県」、「千葉県」と太平洋沿岸部が揃って減少です。このため、茨城県付近で比較的地震が起こりやすいと思います。 Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値: 昨日05:45→本日05:45での比較 「最新24時間」:ーーーーーーーー(本日の変化:昨日の変化:一昨日の変化) 「日本全国広域」:367→422(増加055:減少008:減少087) 「日本全国拡大」:365→416(増加051:減少007:減少087) 「北海道」   :013→013(増減な し:減少006:増減な し) 「東日本」   :245→335(増加090:減少019:減少103) 「本州中部」  :193→278(増加085:減少004:減少113) 「西日本」   :117→082(減少035:増加021:増加005) Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」を見ると、東日本での増加90は比較的危ない兆候であると思えます。明朝、または明後日までに関東の沿岸部または沿岸部に近い沖合でM5程度の地震が起こる可能性が高いと思います。房総半島の南東沖での微小地震が増加しているため、この付近の可能性が高いと思います。 「長野県」、「最新7日間」の増加幅の変動 ==========05:45頃の値=前日との差(「前日との差」の値の変動値) 4月24日:1064=0567 4月25日:2395=1331(+764) 4月26日:3651=1256(ー75) 4月27日:4843=1192(ー64) 4月28日:6401=1558(+366) 4月29日:7260=0859(ー699) 4月30日:7977=0717(ー142) 5月01日:6836=1141(+424) 5月02日:6132=0704(ー437) 5月03日:5603=0529(ー175) 5月04日:4649=0954(+425) 5月05日:3983=0666(ー288) 5月06日:3775=0208(ー458) 5月07日:3730=0045(ー163) 5月08日:3340=0390(+345) 5月09日:3105=0235(ー155) 5月10日:2731=0374(ー139) 5月11日:2387=0344(ー30) 5月12日:2085=0302(ー42) 5月13日:1848=0237(ー65) 5月14日:2107=0259(+22) 5月15日:3150=1043(+784) 5月16日:3698=0548(ー495) 5月17日:3881=0183(ー365) 5月18日:3958=0077(ー106) 5月19日:4087=0129(+52) 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「福島県」:397→367(減少30) 「茨城県」:576→553(減少23) 「栃木県」:406→388(減少18) 「埼玉県」:231→246(増加15) 「富山県」:3923→4057(増加134) 「石川県」:3796→3933(増加137) 「長野県」:3958→4087(増加129) 「岐阜県」:3964→4105(増加141) 「三重県」:217→235(増加18) 「大阪府」:355→371(増加16) 「徳島県」:169→185(増加16) 「福岡県」:206→233(増加27) 「熊本県」:345→384(増加39) 「大分県」:326→358(増加32) 「宮崎県」:438→476(増加38) 「鹿児島県」:413→438(増加25) 「沖縄県」:166→149(減少17) 九州の多くの地域で増加です。これらは明確に伊豆・小笠原での西向き圧力増加に対応していて、近い将来、八丈島とか伊豆鳥島付近でのM8地震が起こるはずです。仮に、八丈島や伊豆鳥島でのM8が起こった場合、九州の太平洋沿岸部でも津波被害が起こり得ます。また、九州本島内陸での地震もある程度大きなものが起こりやすくなると思います。

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