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2020年3月9日19時15分の地震の起こり方
2020年3月09日 19:15現在の地震の起こり方について: Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値がかなり減少しています。 しかし、「最新7日間」では、15以上の変動は全て増加で5地域ありました。「宮城県」を除いて、他の4地域は西日本での増加です。 そのため、どちらかと言うと、東日本の太平洋沿岸の沖合の微小地震が減少しているように見えます。 昨日18:15と本日の18:15での比較 「最新24時間」: 「日本全国広域」:287→247(減少40) 「日本全国拡大」:286→245(減少41) 「北海道」 :025→021(減少04) 「東日本」 :180→155(減少25) 「本州中部」 :115→097(減少18) 「西日本」 :099→075(減少24) 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「宮城県」:166→182(増加16) 「島根県」:064→083(増加19) 「広島県」:087→104(増加17) 「山口県」:074→096(増加22) 「鹿児島県」:280→303(増加23) 現在最も危惧しているのは、犬吠埼付近の大きな固着域が破壊されてM8地震が起こることです。非常に大きな固着域であることは明らかなので、そう簡単には大地震が起こることはないと考えていますが、同時に、この地域から陸のプレートに西向き圧力が伝達され、内陸でM7程度の地震が起こることがあり得ると思えます。