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2019年12月の地震の起こり方のまとめ

2019年12月の地震の起こり方のまとめ: 12月の前半と後半では特に東北・関東で変化が大きいため、そのまとめをしてみました。 東北地方: 前半は宮城県以北が6件でしたが、後半は17件と12月後半は東北北部での地震が大幅増加しました。前半の約3倍です。興味深いことに、岩手県・秋田県・青森県の東北北部3件と北海道を合わせた地震数は12月前半17件、後半19件であまり違いがありませんでした。 関東地方: 前半は多発、後半は急減でした。特に陸域地震の減少が顕著で、前半は陸域17件に対し、後半は陸域2件でした。更に、12月全体を通して千葉県地震が少なく、2件のみでした。茨城県地震は前半15件、後半2件と急減でした。 尚、12月は、瀬戸内海中部地震が頻発しました。この地域は中央構造線の北側であるため、関東における中央構造線の北側である霞ケ浦北方に位置する茨城県北部やいわき沖、そして、多少範囲が広いのですが、東京湾北部での地震が起こりやすくなっていると思います。 *12月:32件(陸域:6件、海域:26件)(福島県以南:9件、宮城県以北:23件)(M4以上:14件、44%)(震度1:22件、69%)(陸域÷海域=÷=0.23)(宮城県沖:5件、16%)(福島県沖:6件、19%) 12月15日まで:13件(陸域:02件、海域:11件)(福島県以南:07件、宮城県以北:06件)(M4以上:6件、46%)(震度1:08件:62%)(陸域÷海域=2÷11=0.18)(北日本:岩手県・秋田県・青森県+北海道=05+12=17件)(宮城県沖:1件、8%)(福島県沖:4件、31%) 12月16日以降:19件(陸域:04件、海域:15件)(福島県以南:02件、宮城県以北:17件)(M4以上:8件、42%)(震度1:14件:74%)(陸域÷海域=4÷15=0.27)(北日本:岩手県・秋田県・青森県+北海道=13+06=19件)(宮城県沖:4件、21%)(福島県沖:2件、11%) 12月分:29件(陸域:19件、海域:10件)・(震度1:15件:52%)・(M4以上:10件:34%、陸域:5件、海域:5件)・(伊豆・小笠原:5件:17%)(M4以上の震度1:2件:7%)茨城県沖:3件、茨城県南部:3件、茨城県北部:11件、千葉県東方沖:0件、(茨城県計:17件、全体に対する割合:59%)(千葉県地震:2件、全体に対する割合:7%)(千葉県陸域地震:1件、全体に対する割合:3%) 12月15日まで:21件(陸域:17件、海域:04件)・(震度1:9件:43%)・(M4以上:07件:33%、陸域:5件、海域:2件)・(伊豆・小笠原:3件:14%)(M4以上の震度1:1件:5%)茨城県沖:1件、茨城県南部:3件、茨城県北部:11件、千葉県東方沖:0件、(茨城県計:15件、全体に対する割合:71%)(千葉県地震:1件、全体に対する割合:5%)(千葉県陸域地震:1件、全体に対する割合:5%) 12月16日以降:08件(陸域:02件、海域:06件)・(震度1:06件:75%)・(M4以上:03件:38%、陸域:0件、海域:3件)・(伊豆・小笠原:2件:25%)(M4以上の震度1:1件:13%)茨城県沖:2件、茨城県南部:0件、茨城県北部:0件、千葉県東方沖:0件、(茨城県計:02件、全体に対する割合:25%)(千葉県地震:1件、全体に対する割合:13%)(千葉県陸域地震:0件、全体に対する割合:0%) 2020年1月1日のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値は、どちらかと言うと減少傾向です。 1月1日04:00と09:00の値 日本全国広域:290-286 北海道   :011-012 東日本   :178-181 本州中部  :110-113 西日本   :112-102 それに対し、「最新7日間」の「茨城県」などの値は増加傾向です。 12月29日18:15、12月31日18:00、1月1日09:00の値 「福島県」:333-398-422 「茨城県」:499-573-594 「千葉県」:215-245-237 12月4日から6日にかけて茨城県北部地震が連続した後、「最新24時間」の「日本全国広域」などの値が大きく減少することが無くなって来ています。「日本全国広域」については、10月ごろから250を下回ることがよく起こるようになっていて、手元に記録がある10月下旬以降で見ると、250を下回ったのは、10月25日:227、同26日:222、同30日:238、11月14日:236、同15日:236、同16日: 239、12月2日:231、同3日:242、同24日:242であり、12月後半は特にN=の値が減りにくい状態が継続しています。 日本全国で見た場合、前半は陸域÷海域=38÷38=1.00であり、後半は陸域÷海域=24÷41=0.59となっていて、海域地震が陸域の2倍近くにまで増加しています。普通、Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値は、陸域の微小地震か、海域であれば沿岸に近い海域のものしか捕捉していないため、海域地震が多くなれば「日本全国広域」のN=は減少するのが普通です。N=の値が大きいまま推移しているのは、陸域に近い沿岸部の陸のプレートの下へもぐりこんだ海山に海のプレートの沈み込み圧力がかかり、そこから陸のプレートに圧力が伝達されて陸域での浅い微小地震が多発しているのだと思われます。311前の2011年2月に岐阜県飛騨地方の連続地震がありましたが、それに近い状況になりつつあるのではないかと思われます。

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