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1月11日の地震の起こり方について

今朝のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」の「日本全国広域」のN=の値は減少傾向です。一昨日1月9日10:15のN=の値:215という極小値から昨日1月10日12時頃の極大値308まで増加し、その後減少へ転換し、現在も減少傾向が継続している様子です。今朝の推移は次の通りです。 1月11日の「最新24時間」、「日本全国広域」 05:30:244 08:00:235 09:30:237 この間に発生した震度1以上を観測した地震は次のものです。 2020年01月09日 06時29分頃 愛知県東部 3.0 1 2020年01月10日 17時09分頃 奈良県 3.3 1 2020年01月10日 19時59分頃 石垣島近海 4.4 1 2020年01月11日 00時59分頃 トカラ列島近海 2.7 2 2020年01月11日 01時00分頃 トカラ列島近海 2.4 2 石垣島近海やトカラ列島近海は海域ですから微小地震の捕捉率が低く、震度1以上の地震があっても、結局「最新24時間」、「日本全国広域」の値の増加に結びつきにくいのでしょう。 日本全国及び関東のこの1月の10日までの実績は次の通りです。それぞれ、3倍にして30日間分を推定して、平常値と比較をして増減を見てみました。 01月 日本全国: 実績   :33件(陸域:16件、海域:17件、M4以上:9件、震度1:19件) 30日換算:99件(陸域:48件、海域:51件、M4以上:27件、震度1:57件) 平常値から見て多少減少傾向です。平常値は昨年後半から見ると110件程度であり、昨年12月の      141件(陸域:62件、海域:79件、M4以上:44件、震度1:97件) から見ると、海域の減少が大きいです。また、M4以上地震も減少率が大きく、日本全体でかなり急激に地震活動が低下しています。しかし、不思議なことに、最大震度が1の地震数が減少していて、本来なら、M4以上地震の減少により、全体の地震活動の低下になり、それは最大震度が1の地震の割合の増加になるはずなのですが、最大震度が2以上の地震の増加傾向が出ています。これは、海域地震が減少し、陸域地震が増加しているためでしょう。 関東: 実績 :7件(陸域:5件、海域:2件)・(震度1:2件)・(M4以上:2件、陸域:1件、海域:1件)・(伊豆・小笠原:1件)(M4以上の震度1:1件)茨城県沖:0件、茨城県南部:2件、茨城県北部:2件、千葉県東方沖:1件、(茨城県計:4件)(千葉県地震:1件)(千葉県陸域地震:0件) 30日換算:21件(陸域:15件、海域:6件)・(震度1:6件)・(M4以上:6件、陸域:3件、海域:3件)・(伊豆・小笠原:3件)(M4以上の震度1:3件)茨城県沖:0件、茨城県南部:6件、茨城県北部:6件、千葉県東方沖:3件、(茨城県計:12件)(千葉県地震:3件)(千葉県陸域地震:0件) 平常値は大体30件程度なので、明瞭に減少です。昨年12月は 29件(陸域:19件、海域:10件)・(震度1:15件)・(M4以上:10件、陸域:5件、海域:5件)・(伊豆・小笠原:5件:)(M4以上の震度1:2件)茨城県沖:3件、茨城県南部:3件、茨城県北部:11件、千葉県東方沖:0件、(茨城県計:17件)(千葉県地震:2件)(千葉県陸域地震:1件) でしたので、これと比べても減少です。昨年は4月、8月から10月までの4か月間の減少期間があり、11月、12月はほぼ平常値へ回復しています。しかし、11月以降は千葉県地震の減少と茨城県地震の増加が継続しています。このことが南関東での地震減少と解釈でき、東京湾北部地震が近いうちに発生すると考える根拠です。 なお、Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」、「日本全国広域」を見ると、北海道から東北北部に震源深さが200キロ程度の地震を示すドットが3個表示されていて、そのほかの地域には表示がありません。これも比較的珍しいことだと思います。普段は、関東から関西付近に表示されるものです。

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