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福島県浜通りの深発地震

8012250分ごろに福島県浜通りを震源とする震源深さ約100キロ、M3.9の地震が発生しました。最大震度は2です。福島県浜通りを震源とする震源深さ100キロよりも深い地震はかなり珍しいため、気象庁の震度データベースで過去の地震を調べてみました。

震央地名として福島県浜通り、地震の規模をM5.0よりも大きい、震源深さ100キロよりも深いで検索をかけると、2011年の311大地震以降に発生はなく、1995年の阪神大震災以降は、5件発生がありました。

そのため、それぞれの地震について、発生後10日間でM5以上地震がどのように起こっているかを調べました。結果的に、M7が5件中3件で発生していました。震度1以上を観測したM7以上は日本で年に1件程度しか発生はないので、5件中3件でM7が10日以内に発生したということは、それだけ、福島県浜通りでの深発地震が日本列島全体に与える影響が大きいものだということです。日本海溝からの太平洋プレートの沈み込みがある程度大きく起こったという意味のはずです。

自分としては、今回の地震の結果、陸域でのM6以上地震が切迫しているとは言えず、どちらかと言えば、三重県南東沖などの海域でのM7が起こり、それが伊豆諸島付近でのM8地震につながり、それが津波被害を起こすと言うような推移になると考えます。

ただ、東京湾北部でのM7程度の地震はいつ起こっても不思議ではない状況になっているため、それなりの注意が必要だと思います。

発生後10日間でM5以上で検索
①20100720日 M3.4101キロ
 731日 小笠原諸島西方沖498キロ、M5.6
 727日 宮城県沖 25キロ、M5.3
 723日 千葉県北東部 35キロ、M5.0
 721日 奈良県 58キロ、M5.1
 
②20070921日 M3.7 104キロ
 928日 マリアナ諸島 268キロ、M7.6
 922日 宮古島近海 48キロ、M5.1
 921日 千葉県東方沖 35キロ、M5.120041230日 M4.1 109キロ
 106日 青森県東方沖 61キロ、M5.3
 101日 茨城県沖 89キロ、M5.0
 1231日 宮城県北部 73キロ、M5.020040828日 M3.9 102キロ
 908日 三重県南東沖 36キロ、M6.5
 908日 三重県南東沖 43キロ、M5.4
 908日 三重県南東沖 40キロ、M5.5
 907日 三重県南東沖 41キロ、M6.5
 906日 三重県南東沖 37キロ、M5.9
 905日 三重県南東沖 44キロ、M7.4
 905日 三重県南東沖 43キロ、M5.0
 905日 三重県南東沖 41キロ、M5.0
 905日 三重県南東沖 38キロ、M7.1
 901日 奄美大島近海 45キロ、M5.2
 901日 福島県沖   31キロ、M5.620021108日 M4.1 102キロ
 1117日 オホーツク海南部 496キロ、M7.0
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EMSCで見ると、South of NewZealand で本日5月17日M5.3の地震が発生。 EMSCのデータベースで調べると、この震源地では、本日のものを含めて3件しか発生がない。どれもM5以上。 2004年からのデータベースであり、かなり珍しい地震。 前回は2015年4月19日であり、同4月25日にはネパールでM7.8が発生している。

311の大地震の震源域の北よりも南で大地震が先に起こる。 311大地震は宮城県の牡鹿半島沖が震源域だった。この位置は、東日本の太平洋沿岸を南北に走る日本海溝のほぼ中央部にあたる。M9がこの緯度で発生したため、この南北の両隣でMが1程度小さい大地震が起こることは必然だとされている。つまり、海のプレートの一部が大きく沈み込めばその隣接地域でもかなり大きな沈み込みが起こらざるを得ないからだ。よって、北側

首都直下が迫っている可能性 以下のデータは全て気象庁のサイトにある震度データベースでのもの。 大地震の前には地震の静穏期が来る。例えば、2011年の311と、2016年の熊本地震の前には、次に見るような地震数の減少があった。 日本全国M6以上 2004年:020件 2005年:022件 2006年:015件、(3年間合計:57件) 2007年:021件、(3年間合計:58件) 2008年:019件